自宅マンションのネット回線が遅い。。
事の始まりは、家のネットが遅い不安定というものでした。。
元々遅かったが、コロナ禍のタイミングでより遅くなった。。
マンションの利用者や、地域のネット利用者の利用時間が増えたせいか
(自宅に篭って動画を見る人が多くなった事や、家で仕事する人がおおくなったことも一因。)
仕事面で困ったこと:
コロナ禍で自宅での仕事が多くなり(コロナ禍前から元々テレワーク推奨の会社でしたが)、
遠隔で会社につないだり会議を開催したり参加したりする際も、途切れたりする、繋がらないなど。。かなり致命的になった。。
プライベート面でこまったこと:
たまの休日にお酒を飲みながら動画を見るのがかなり好きなのですが、夜や休日のコアタイムは動画再生されない時も多くなる。。
なんとしても改善したい!と心に決める。
そして、家のネット回線改善に向けて1つ1つ切り分けていくことに!
[jin-iconbox07]ネットワーク系の障害切り分けや原因特定の基本は、
物理環境→上位層へ徐々に切り分けや確認をして行って、
原因やボトルネックを特定していくことが基本対処となります^^[/jin-iconbox07]
無線→有線LANで動作確認 <原因切り分け>
まずは、手軽に改善ができる箇所の無線ルータの確認!
無線を介さず、直接パソコンとルータをケーブルで繋いで遅くなったりや途切れが無くならないかを確認。
有線ケーブルでも同じようにネット環境が遅かったり、途切れたりしていれば無線が原因ではないと切り分け判断。
※ちなみに、PCに無線が設定されていても、有線接続されれば有線が優先されるwのでルータからPCにケーブルをさせば動作確認はできます。(親父ギャグになってしまった^^)
有線環境でもネット回線の環境は改善されず。。
結果:無線が原因ではない
元々、コアタイムだけ遅くなったり、途切れたりしていたので可能性としては低かったが、念の為チェック。
もし無線が原因の場合、無線環境の改善を実施、古い無線ルータの買い替えや、無線ルータの設置場所を変更でかなり改善されることが多いです。
回線から検討する事に <原因切り分け>
次は、回線の見直し!
我が家の場合はFlet’s光のマンションタイプ
3タイプあるうち、この中で一番遅いVDSL方式です、各部屋の電話回線から集約装置で集約しマンション全体で1Gの光回線を分け合うというもの。
光配線方式
LAN方式
VDSL方式
なかなか未だにこのVDSL方式のマンションの方も多いのではと思っています。とほほ
・そもそものマンションタイプを脱却して、光回線の戸建て用を部屋に直接引っ張っろうと試みる。
高層ビルの上層でない限り基本直接部屋に引っ張ってこれます。
NURO光はサポート地域外 X
Flet’s光の戸建てサポート地域 ○
マンションの為、外壁にビスを打って室外機の穴から光回線を家へ引き込めればOKでした。
オーナーに問い合わせたところ、外壁にビスがNGということで、回線変更はできず。。
マンションオーナーNGの為、回線ごと改善することは断念。。
サポート地域だったら、マンションタイプのNURO光にしたかった。
https://www.nuro.jp/mansion/
プロバイダを変更してみる <原因切り分け>
次にできることはプロバイダを変更すること。
我が家の場合ASAHIネットという格安プロバイダを利用していた為、
これをASAHI→So-netへ変更
プロバイダによっては、プロバイダが持っている装置やネットワーク等で高負荷の時間帯になるとプロバイダが起因して遅くなる可能性もある為変更してみる。
結果あまり効果はありませんでした。 orz
自宅のネット回線をIPv4 → IPv6化 <改善!>
プロバイダをニフティのまま、IPv4→IPv6へ変更
IPv6で回線を利用し回線は安定!
切れることや繋がりにくい事は無くなった!
IPv6にする為に特定プロバイダ変更する必要はない
後から調べたところ、ほとんどのプロバイダがIPv6(V6プラス)に対応!https://flets.com/next/ipv6_ipoe/isp.html
そのため、IPv6にするめにわざわざプロバイダを変更する必要はなさそう。
→今使っているプロバイダにIPv6変更する連絡だけでほぼほぼ切り替えられる。
IPv6のFlet’s網 (IPv6の道路)は、10年前から構築されていたので、プロバイダ側でv6対応の設備を導入すれば対応できるというロジックでほとんどのプロバイダは対応済み。
簡単! IPv6で必要だった事は2つだけ
・So-netにIPv6の手続きをする
Flet’s光の回線もv6オプション申し込みが必要との事だが、そこはSo-netが代行してやってくれました。
値段もv4の時と変わりませんでした。
NTT回線のONU機器もそのまま使えるとのこと
・IPv6対応の無線ルータを買う
我が家の場合は TP-Link Archer A10を購入
v6プラス対応のルータが必須で購入が必要になってきます。
元々使っていたバッファローはv6対応していなかったため買い替えました。
TP-Link Wi-Fi 無線LAN ルーター 11ac AC2600 1733 + 800 Mbps MU-MIMO IPv6 デュアルバンド ギガビット Archer A10 3年保証
※ちなみに、プロバイダやNTTから無線ルーターやカードをレンタルしている方は、
このタイミングで自分で無線ルータを設置して、レンタル無線ルータやカードを返却すればそこからずっとレンタル代が浮きます。
実際の設定方法と手順
ニフティからV6開通の手紙がくる
配線をする:
電話線 → NTT機器 光終端機器 ONU:WAN(差し込み) → LAN(差し込み) ipV6ルータ
の順で接続
・NTT機器は一応電源OFF/ON
・TP-Linkはv6プラスを選んで保存押す(ダメだったら自動検出をしてみる)
画像はTP-LINKホームページから引用(v6設定方法↓)
https://www.tp-link.com/jp/support/faq/2466/
IPv4の時は、プロバイダのIDとPWを入れて、@マークいれるんだっけとか、大文字小文字とか失敗したり等々面倒でしたが、IPv6の時は、v6プラスを選ぶだけ!ありがたや。。
まとめ
マンションの都合上回線が選べない人は、IPv6一択!!
我が家の場合IPv6へ変更してからは、何のストレスもなく仕事とプライベートの快適ネットライフを送れてます。
もしも回線が選べる環境の方は回線から検討されるのをオススメします。
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